稲葉 和裕

ヴォーカリスト
ブルーグラス・ミュージシャン
カントリー・シンガー
兵庫県西宮市在住

15歳の時に父親と兄の影響で5弦バンジョーに興味を持ち、兄弟でアメリカの伝承音楽であるブルーグラス音楽を演奏し始める。

’82年に初の渡米。’86年にソロデビュー・アルバム「ショアー・トウ・ショアー」、 ’89年にはサンフランシスコで録音、制作されたセカン・ドアルバム 「ハード・タイムズ・カム・アゲイン・ノー・モア」を発表する。
日本、アメリカのバンジョー・コンテストほかで数多くのコンテストに入賞している。’93年には、アメリカ、ヘイ・ホラー・レコードより3作目のソロ・アルバム「ゴーイン・アクロス・ザ・シィー」をリリースし、日本人で初めて米国ブルーグラス音楽誌「ブルーグラス・アンリミテッド」にハイライトとして批評が掲載され、国内ではもとより本場アメリカでも 高い評価を受ける。
’99年、テネシー州ナッシュヴィルで録音された4作目のソロ・アルバム「ディキシー・ドリーム」をリリースし、国内外で好評を博する。

’03年4月には、ナッシュヴィルの伝説のスタジオ・ミュージシャン、バディー・スパイカー(フィドル)とボブ・ムーア(ベース)と共演したニュー・アルバム「ティアドロップ・オン・ナ・ローズ」がリリースされる。

’03年6月より、西宮のコミュニティー放送「さくらFM」(78.7MHz)にて「さくらFM音楽室-稲葉和裕のミュージック・ジャーニー」(毎月第4水曜日午後8時~8時58分)のパーソナリティーを務めている。

’07年10月、テネシー州ナッシュヴィルで開催されたIBMA主催ファン・フェストにワールド・インターナショナル・ブルーグラス・バンドのヴォーカリスト、ギタリストとして参加し、高い評価を受ける。

’09年3月には、アミティホールでの大規模なカントリー・コンサート、「カントリー・ウインド2009」をプロデュースし、尾崎紀世彦氏をゲストに共演を果たす。

’09年5月、テネシー州ナッシュヴィルにて伝説のスタジオ・ミュージシャンをゲストにレコーディングする。同年秋、「カントリー・ハート」として自社レーベル、サザン・ブリーズ・レコードよりリリースする。

’09年10月、熊本で開催された「カントリー・ゴールド」に日本人バンド初として出演し、好評を博する。

’13年12月、6年ぶりのマイク・コンプトンとのジャパン・ツアーを成功させる。
箕面市立青少年教学の森野外活動センターにて「稲葉和裕ブルーグラス・キャンプ」(箕面アメリカン・ミュージック・ソサエティー主催)を開催し、年に一度のブルーグラス・フェスティバルとして定着している。

’14年6月の「アメリカ南部の旅」滞在中、ヴァージニア州グレイソン・ハイランズ州立公園で開催された「第20回ウエイン・ヘンダーソン・ミュージック・フェスティバル」に日本人として初めてゲスト・パーフォーマーとして招かれる。

’16年10月、東京、熊本、神戸でマイク・コンプトン、キース・リトル、ブレイン・スプラウスというブルーグラス界の超一級プレイヤーたちを招聘し、ジャパン・ツアーを成功させる。

’18年10月には、ロンサム・リヴァー・バンドで活躍しているバンジョー奏者、サミー・シーラーをゲストに迎えて神戸でコンサートを成功させた。

’19年6月、カリフォルニア州で開催された「ワカマツ・ファーム150周年記念フェスティバル」と「ファーザーズ・デイ・ブルーグラス・フェスティバル」でキース・リトル、ブレイン・スプラウス、ジョッシュ・サープらと出演する。

レインボー・ヴァレー・ブルーグラス・バンド、ブルーグラス・ランブル、ブルーグラス・バディーズ、ブルーグラス・ヤングスターズのリーダーとして様々なイベントやコンサートで活躍する傍ら、音楽事務所経営、外国人アーティストのコンサートツアーのプロデュースを手掛け、現在までにブルーグラス音楽界の一流アーティスト(ラリー・スパークス、ロンサム・リヴァー・バンド、ブッチ・ロビンス、ラリー・スティーヴンスン、マイク・コンプトン、キース・リトルほか)を数多く日本に招聘している。

’22年5月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年間延期されていた「第9回 稲葉和裕ブルーグラス・キャンプ」を新会場、箕面文化・交流センターで開催する。

’22年6月、龍谷大学国際学部の大衆文化論「アメリカ大衆音楽史」で講義と歌唱演奏を行い、教授陣、学生の両方から好評を博する。

’22年10月、ブルーグラス・ランブルのライヴ通算200回達成を記念したCDアルバム、「LIVE」をリリースする。

生涯学習としての市民講座(NHK文化センター西宮/東京、近鉄文化サロン阿倍野/奈良、コープこうべ、他)で易しくカントリーをはじめアメリカン・ソングの歌唱指導を行い、歌を通してアメリカ文化の一端を紹介している。

また、通常の演奏活動に加え、音楽療法にも大いに関心があり、老人保健施設、養護施設などの施設の皆さんに音楽と触れ合っていただく機会を増やしている。

有限会社オフィス・ホワイト・オーク代表取締役
オーク・ミュージック・セラピー主宰
NHK文化センター講師
近鉄文化サロン講師
毎日文化センター講師
コープこうべ生活文化センター講師

ソロ・アルバム
●”Shore To Shore”(1986 Red Clay Records)
●”Hard Times, Come Again No More” (1989 Red Clay Records)
●”Goin’ Across the Sea” (1993 Hay Holler Records)
●”Dixie Dream” (1999 Copper Creek Records)
●”Country Songs For Singing – Volume One” (2002 Southern Breeze Records)
●”Teardrop On A Rose” (2003 Copper Creek Records)
●”Country Heart” (2009 Southern Breeze Records)